HRTP

近年急速に普及し、低価格で利用できるようになったIP(Internet Protocol)ネットワーク。

音声・画像などのマルチメディア伝送は、アナログ伝送に代わりIPネットワークの利用が必須となっています。HRTPはマルチメディア伝送をFPGAを利用して簡単に・確実に行うために開発されたIPコアです。

   

低遅延・低ジッタ

音声・画像データのパケット化・RTP/UDP/IP等の各プロトコルをすべてCPUを使用せずにハードロジックで行います。そのため遅延やジッタの要因が少なく、安定した伝送が行えます。

   

安定した大容量伝送

ハードロジックによる処理を行っているため処理速度が速く、大容量のデータを安定して取り扱うことができます。高解像度のビデオ、高サンプルレート・高精度・多チャネルのオーディオデータを安定して伝送することができます。

   

短時間で起動

PC等を使用したシステムと異なり、電源オンから僅かな時間で起動します。

不測の電源異常などによる再起動にもすぐに伝送を復旧でき、伝送の中断を最小限に抑えることができます。

   

IPネットワークのメリット

■ローコスト

ローカル(構内)においは、安価なLANケーブルによる伝送が可能です。多チャネル伝送においてもLANケーブル一本で伝送できるため、敷設が容易です。

遠隔地への伝送でも、専用線に比べ安価なIPネットワークが使用できるため、維持費が少なくてすみます。

   

■同時多地点接続や、分岐が容易

IPアドレスとポート番号の組み合わせで自由に多地点を接続できます。またハブなどによる分岐が安価・容易に行えます。

   

  • HRTP ブロック図

       

    Stream Interface

    I2S、I8S等のAD/DAコンバータインタフェース信号や、Video/Audio TS(Transport Stream)などの信号を、パケット化します。HRTPモジュールとStream InterfaceのAPIは公開しており、様々な仕様のインタフェースに合わせて自由にカスタマイズすることが可能です。

       

    HRTP Core Module

    パケット化された、ペイロードデータにRTPヘッダ・UDPヘッダ・IPヘッダなどを付加し、MACコアよりEthernetパケットとして送信します。RTPヘッダのシーケンス番号・タイムスタンプ等は自動的に付加されます。受信時にはパケットの連続性チェック等を行い、Stream Interfaceへ送ります。

    HRTP Core Moduleでは、CPUより設定されたアドレスおよびポート番号のUDPパケットのみを処理します。

    ●Hardware RTP Core 資料

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